次世代省エネ基準とは

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次世代省エネ基準とは

省エネルギー基準は正式には「住宅に係わるエネルギーの使用の合理化に関する建築主の判断基準」及び「住宅に係わるエネルギーの使用の合理化に関する設計及び施行の方針」といい、昭和55年2月に初めて登場して以来、左記のように改正されました。
平成11年に再度改正されたものを通称「次世代省エネルギー基準」と呼びます。次世代省エネルギー基準が登場した背景には、COP3議定書にもある通り温室効果ガス(主にCO2)の排出削減が急務であるにもかかわらず、我国では民生部門及び運輸部門のCO2排出量は逆に増加しているということがあります。
次世代省エネルギー基準はこのうち住宅分野におけるCO2の排出削減(=省エネ)の切り札として期待されているのです。次世代省エネルギー基準によって建てられた住宅は従来の省エネ基準に比較して省エネ性能が大幅に優れていることはもちろん、気密・防露・換気など住環境を向上させる要素にも配慮されています。

次世代省エネ基準では

◎木造住宅においては充填断熱工法より外張り断熱工法の優位性が認められた内容になっています。
◎RC造においては断熱層を壁・床等が貫通する場合に補強断熱が義務付けられました。

→ 補強断熱工法


地域別必要断熱厚さ

※厚さはJIS A 9511の熱伝導率に準じて計算

■省エネルギー基準による必要な断熱厚さ

1.鉄筋コンクリート造等の住宅(内断熱工法)
部位 アキレスボードの厚さ(mm)
省エネルギー対策等級4
(平成11年省エネ基準)
省エネルギー対策等級3
(平成4年省エネ基準)
地域の区分 地域の区分
屋根または天井 90 65 60 70 40 30 30 30
60 45 30 45 25 25 20 15
外気に接する部分 80 65 55 70 45 45 25 15
その他の部分 55 45 40 55 25 25 15 10
土間床等の外周部 外気に接する部分 45 35 20 55 10 10
その他の部分 15 10 10 15

2.木造の住宅(充鎮断熱工法)
部位 アキレスボードの厚さ(mm)
省エネルギー対策等級4
(平成11年省エネ基準)
省エネルギー対策等級3
(平成4年省エネ基準)
地域の区分 地域の区分
屋根 160 115 115 105 45 30 30 30
天井 140 100 100 105 45 30 30 30
80 55 55 60 25 25 20 15
外気に接する部分 125 125 80 65 45 45 25 20
その他の部分 80 80 55 60 25 25 15 10
土間床等の外周部 外気に接する部分 85 85 45 55 10 10

3.枠組壁工法の住宅(充鎮断熱工法)
部位 アキレスボードの厚さ(mm)
省エネルギー対策等級4
(平成11年省エネ基準)
省エネルギー対策等級3
(平成4年省エネ基準)
地域の区分 地域の区分
屋根 160 115 115 105 45 30 30 30
天井 140 100 100 105 45 30 30 30
100 60 60 60 25 25 20 15
外気に接する部分 105 105 75 65 45 45 25 20
その他の部分 75 75 50 60 25 25 15 10
土間床等の外周部 外気に接する部分 85 85 45 55 10 10

4.木造、枠組壁工法または鉄骨造の住宅(外張り断熱工法)
部位 アキレスボードの厚さ(mm)
省エネルギー対策等級4
(平成11年省エネ基準)
省エネルギー対策等級3
(平成4年省エネ基準)
地域の区分 地域の区分
屋根または天井 140 100 100 70 40 30 30 30
70 45 45 45 25 25 20 15
外気に接する部分 95 95 60 70 45 45 25 15
その他の部分 55 25 25 15 10
土間床等の外周部 外気に接する部分 85 85 45 55 10 10
その他の部分 30 30 15 15

■鉄筋コンクリート造等の断熱補強の熱抵抗値と断熱厚さ(内断熱工法)

断熱材の施工法 単位 地域の区分
断熱補強の範囲 mm 900 600 450
断熱補強の熱抵抗の基準値 m2・K/W 0.6 0.6 0.6
断熱厚さ mm 15 15 15