遮熱面材付高性能硬質ウレタンフォーム断熱材
従来の硬質ウレタンフォームの常識を破る経年性能に優れた高性能硬質ウレタンフォーム断熱材です。面材には遮熱性能に優れた新タイプのアルミ箔を採用しました。キューワンボードは「フォーム」と「面材」の力で省エネルギーに貢献します。
●ノンフロン発泡です。
●優れた長期断熱性能を実現しました。
(熱伝導率0.021 W/(m・K))
発泡樹脂系断熱材の断熱性能は製造直後から経時に伴い低下し、概ね一定値に収束します。キューワンボードはセルの微細化による初期値向上のほか、経年変化を抑えることにより長期性能の向上も可能にしました。
●熱伝導率の比較
キューワンボード外張り工法は「キューワンボード」で家全体をすっぽり包み込みます。連続した断熱層が得られるため、長期に渡って断熱性・気密性に優れた住宅を実現します。断熱性・気密性の優れた住宅は部屋間の温度差が少なく冷ショックを防止するほか、結露によるカビ・ダニの繁殖による健康被害も抑制します。
外張り断熱工法の住宅はリフォーム時の間取り変更の際にも断熱・気密層を破損することがないため可変性に優れるなど、長期優良住宅に求められる条件を実現するのに適しています。
●アルミ箔面材はフォームを水蒸気や紫外線等から保護するほか、難燃性の向上も期待できます。
●アルミ箔の高い赤外線反射率によって夏季の遮熱に効果があります。
高性能フォームの断熱性能と併せることにより省エネルギーに貢献します。
夏季の外壁を想定した試験ではアルミ箔面材の効果により、貫流熱量が大幅に削減され、その結果室内側の表面温度が1℃以上下がったことがわかります(高性能フォームの断熱性能による効果も含まれています)。アルミ箔面材が通気層又は空気層に接している場合は、その赤外線反射(低放射)効果によって断熱性能への寄与が期待できます。しかし、断熱材の熱抵抗値には算入できないので、断熱材はアルミ箔の有無にかかわらず所定の厚さを使用することが必要です。
※基礎外側断熱とする場合の仕様や注意事項については地域、基礎構造等により異なります。
詳細はお問い合わせください。
区分 |
構造 |
外装材 等 |
認定番号 |
区分 |
構造 |
外装材 等 |
認定番号 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
防火構造 | 軸組 | 窯業サイディング・釘留め | PC030BE-0231 | 防火構造 | 枠組 | 窯業サイディング・釘留め | PC030BE-0243 |
窯業サイディング・金具留め | PC030BE-0237 | 窯業サイディング・金具留め | PC030BE-0247 | ||||
軽量セメントモルタル | PC030BE-0146 | 準耐火構造 | 軸組 | 窯業サイディング・金具留め | QF045BE-0075 | ||
軽量セメントモルタル(内装規定なし) | PC030BE-0523 | 軽量セメントモルタル | QF045BE-0105 | ||||
角波鋼板(スパンドレル) | PC030BE-0344 | 枠組 | 窯業サイディング・金具留め | QF045BE-0095 | |||
木製サイディング(「ウィルウォール」) | PC030BE-0450 | 軽量セメントモルタル | QF045BE-0177 |
※各構成部材の厚さ、構造用面材の有無等詳しい仕様についてはお問い合わせください。また、上表の外装材名からご判断いただけない場合についてもお問い合わせください。
製品名 |
厚さ(mm) |
幅×長さ(mm) |
備考 |
---|---|---|---|
キューワンボード | 25 |
910×1,820 (上記以外の規格をご要 望の際は、事前にお問い 合わせください。) |
|
30 |
|||
36 |
|||
40 |
|||
45 |
|||
50 |
|||
61 |
|||
キューワンボードRZ | 45 |
長手方向相尺り加工付 | |
50 |
項目 |
単位 |
値 |
試験方法 |
---|---|---|---|
フォーム材質 | - |
ポリイソシアヌレートフォーム |
- |
密度 | kg/m3 |
32 |
JIS A 9511 |
熱伝導率(23℃) | W/(m・K) |
0.021 |
JIS A9511 |
透湿係数 | ng/(m2・s・Pa) |
2.0以下 |
JIS A 9511 |
圧縮強さ | N/cm2 |
15以上 |
JIS A 9511 |
曲げ強さ | N/cm2 |
15以上 |
JIS A 9511 |
燃焼性 | ― |
合格 |
JIS A 9511 |
吸水量 | g/100cm2 |
2.5以下 |
JIS A 9511 |